世の中、ナイキヴェイパーフライを中心とした厚底シューズに関する話題で持ちきりですが、そんな潮流に反逆するかのように薄底シューズを買いました。
まあヴェイパーフライなんて高すぎるし、そもそも近くの店に売ってないから試しに履いてみることもできないし。。
とはいえ、もともと薄底派のワタクシ。普段はアディゼロタクミレンを愛用しています。しかし残念ながらアディゼロシリーズからレンはなくなってしまったようです。なんでだよ!アディダス!
嘆いてみてもしょうがないので、代替シューズを探すとなると、アシックスのターサーやライトレーサーは踵が合わずブカブカだし、ミズノはなぜか膝痛を起こすし、ナイキは普通のシリーズはちゃっちいし、ニューバランスはデザインが気に食わないし。。
となるとやはりアディダスしかないんですね。最近のアディダスはいろいろ迷走している気がするし、デザインもパッとしませんが。
レンに近づいた気がするタクミセンかなと思ったのですが、今回は試しに部活生向け(?)というアディゼロRCを買ってみました。アディゼロベコジというアディゼロシリーズの中で最も安いものもありますが、履いてみると上履き感そのものだったのでさすがにやめました。
アディゼロ RCって、アディゼロ タクミの廉価版?
さて、そのアディゼロRC。
アディゼロタクミがアシックスでいうとターサーに相当するのに対して、RCはライトレーサーに相当するものかと思います。
部活生向けというか、作りを簡素にして、耐久性重視に振ったものという感じでしょうか。
値段も、タクミ・ターサーと比較するとワンランク下ということになるかと思います。
まあ、はっきり言えば廉価版というイメージですね。
adidas Online Shop 楽天市場店で税込み・送料込み3,498円で買えました
そのアディゼロRC。現在のアディダス公式オンラインショップでの価格は、「10,439円」になっています(2020年2月2日現在)。
とはいえ、値落ちが激しいアディダスシューズ。型遅れとなると更に安くなります。
なんと、楽天で探すと「3,498円」で売っていました!ちゃんとしたアディダス公式の楽天店です。また送料も込みです。ちなみにサイズは「26.5」です。他のサイズもたくさん在庫がありました。
まあ、いつもこの値段ではないですね。今回は特別だったのでしょう。
takumi renとの比較
まず、マイタクミレンと今回のRCの写真を挙げておきます。

adizero takumi ren(ブースト前)

adizero takumi ren(ブースト後)

adizero RC
以下は踵側から見たものです。見た感じ大差ない気がしますよね。(シューズが汚れているのは、、今回特に撮影用にキレイにとかしなかったので。。ご勘弁ください)
ところが、よーくみると踵の横幅がかなり違います。以下は比較用に踵側を上から見たものですが、分かりますでしょうか?RCはレンに比べてかなり踵の幅が広いです。これが走ってみた感じにかなり影響するのですが。。
RCを履いて走ってみた感想
10kmちょっとほど、普段のスピード(5分~6分/㎞程度)で走ってみました。
クッション・反発性という点では、ブーストが入る前のタクミレンと比べてそんなに違った感じはしません。なかなかいい感じです。(個人的にはブーストが入ったタクミレンは何か違和感があって好きになれませんでした)
ゆっくり走るには、そこそこのクッション性があるし、スピードを上げてもまずまずの反発性がある感じです。市民ランナーがそれなりに走るのに過不足はないといった感じでしょうか。これだけ安い値段で買えるならコストパフォーマンス的にはバッチリ!です。
ただ問題なのはラスト(足型)ですね。個人的には踵側がタイトでブレなく足についてくるタクミのラストが大変お気に入りだったのですが。。残念ながらRCはかなりゆるゆるな感じになっていました。これならターサーやライトレーサーと変わらんやないかい!
アシックスが合う人にはRCはおすすめだと思いますが、アディゼロタクミ派の人にはあまりお勧めできないですね。うーん。
作りはとてもいいので、このままタクミと同じラストのものを出してくれないかしら。アディダスさん。
<2020年3月15日追記>
上述のように1回目の走りでは踵がゆるゆるという印象を受けましたが、2回目以降は気にならなくなりました。がっちりという感じまではいきませんが、前側がすごく良い感じでフィットするので踵側もあまり気にならないという感じです。
1kmを3~4分で走るのにはちょっとどうかという気がしますが、それ以下のスピードでは全く問題ないと言ってもよいのでは?ズバリおすすめです!
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