全日本大学駅伝2018のコース、有力校のエントリー、区間配置予想などまとめてみた

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11月4日、いよいよ2018年大学三大駅伝の中盤戦、秩父宮賜杯第50回全日本大学駅伝対校選手権記念大会(全日本大学駅伝)が開催されます。

今年は、青山学院大、東海大、東洋大の三強に加えて、その他の大学も戦力を充実してきており、拮抗した激しい争いが予想されます。

その全日本大学駅伝についてまとめてみました。

全日本大学駅伝の歴史と特徴

1970年から開催されています。箱根駅伝に比べるとまだ新しい大会です。

以前は1月の中旬頃に開催されていました。箱根駅伝より後ですね。

さすがにシーズンオフに近い時期です。4年生などはもう卒業間近で、主力選手でも出場しない場合があったのではないでしょうか。

その頃はまだ箱根駅伝もそれほど知名度は無く、長距離選手の関東集中も無かったので、文字通りこの全日本大学駅伝が日本一を決める大会でした。

ということで、1970年代、80年代は、福岡大学・京都産業大学といった関東以外の大学が優勝を経験しています。

その後、1988年からは現行の11月開催に移されています。やはり1月中旬開催というのは無理があったのでしょう。それからは関東の大学が優勝を独占しています。

開催を前後する出雲駅伝、箱根駅伝と比較すると、開催時期・区間構成・コースも大学の駅伝としてはオーソドックスなものと言えるでしょう。

コース&区間

出典:http://daigaku-ekiden.com/coursemap/

今年2018年より区間構成が大幅に変更されました。

これまでは1~7区までは、ほぼ10km超でさほど違いのない区間が並び、最終8区が20km近くある最長区間という区間構成でした。

今年からは、1区が9.5kmと最短区間で、以降6区まではだんだんと距離が伸びてゆき、7区が17.6km、8区が19.7kmと長距離区間が2つあるという構成になっています。

変更点のポイントは1区と7区で、1区は最近のスピード駅伝では出遅れは致命的となるため重要性は高いのですが、最短区間ということでどのレベルの選手を投入するのか悩ましいところです。

一方、大幅に距離が伸びた7区は、これまでの8区に近い長距離選手用区間ということになります。

距離だけ見ればエースもしくは純エース投入区間になりますが、最近の駅伝では前半に戦力を投入しないと、後半は無理な追いかけをしないといけなくなり負の連鎖で、ズルズルと後退して惨敗ということにもなりかねません。

監督の選手起用の腕の見せ所でもありますね。

開催までの日程

  • 11月3日:監督・マネージャー会議
  • 11月4日:8時5分スタート

テレビ中継

テレビ朝日系列で生中継。

前回2017年大会プレイバック

  • 優勝:神奈川大学 5:12:49
  • 2位:東海大学 5:14:07
  • 3位:青山学院大学 5:15:22
  • 4位:駒沢大学 5:15:59
  • 5位:東洋大学 2:16:29

出雲駅伝を制して勢いに乗る東海大学と、連覇がかかる青山学院大の争いと見られていました。

その青山学院大は、出雲に引き続き1区が出遅れ。しかも、トップから1分23秒遅れの区間11位といきなり連覇に黄色信号が灯ります。

しかし一方の東海大も区間9位と出遅れました。

2区では青山学院大の駅伝男、田村選手が出雲駅伝同様に爆走して区間賞。6位まで順位を上げます。

その後は1区でトップに立った東洋大が5区まで順調に首位を守ります。東海大・青山学院大もじりじりと追い上げますが、なかなか首位には届きません。

東洋大は選手層が東海大・青山学院大ほど厚くなく、5区までで力が尽きました。6区で一気に4位まで順位を下げます。

そこでトップに立ったのが東海大。國行選手が区間2位の走りでついに首位に躍り出ます。

しかしこのときダークホースの神奈川大が2位につけていました。神奈川大は最終8区にこの年のナンバー1ランナーとも呼び声の高い鈴木選手が控えています。8区までに大きな差をつけられなければ逆転の可能性が高いです。

その通り、7区で粘った神奈川大は、首位の東海大と17秒差(約100m差)でアンカーの鈴木選手へ。

最終8区では予想通り鈴木選手が逆転して、20年ぶりの優勝を果たしました。

有力校のエントリー

東海大学

選手名学年10000mベスト
湊谷春紀428分41秒77
湯澤舜429分13秒44
關颯人328分23秒37
鬼塚翔太328分17秒52
館澤亨次329分50秒67
中島怜利329分15秒38
小松陽平328分35秒63
西川雄一朗329分17秒97
高田凜太郎328分57秒91
郡司陽大329分05秒28
松尾淳之介328分50秒94
塩澤稀夕228分36秒15
西田壮志229分07秒46

故障・故障明けで心配されたレギュラークラスの選手がかなりエントリーされてほっと一安心です。

しかし、三上、阪口選手などは漏れていてやはりベストメンバーとはいかなかったようです。。

青山学院大学

選手名学年10000mベスト
森田歩希428分44秒62
橋詰太慧428分56秒06
梶谷瑠哉428分43秒76
小野田勇次428分57秒30
林奎介429分05秒97
橋間貴弥429分08秒65
鈴木塁人328分31秒66
竹石尚人329分22秒79
吉田祐也329分17秒48
吉田圭太229分25秒80
神林勇太2
岩見秀哉229分27秒78
湯原慶吾130分15秒31

出雲駅伝のエントリーメンバーから、箱根駅伝経験者の4年生、小野田、林、橋間選手と3年生の吉田裕也選手、2年生の岩見選手が加わり、1500/5000mが得意な中距離向きの生方選手と1年生の飯田選手が外れました。

やはり青山学院大は層が厚いですね。ちょっと4年生が多い気もしますが、まずまず学年間のバランスもとれています。

東洋大学

選手名学年10000mベスト
山本修二428分50秒64
小笹椋429分12秒05
中村拳梧429分55秒19
相澤晃328分17秒81
今西駿介329分17秒37
定方駿329分46秒20
渡邉奏太328分59秒77
西山和弥228分35秒72
大森龍之介230分48秒89
浅井峻雅229分35秒05
吉川洋次228分53秒51
田上建229分45秒56
鈴木宗孝129分17秒89

出雲駅伝のエントリーメンバーから、中村拳梧、渡邊、浅井、田上選手がインです。

やはり東海大、青山学院大と比べると選手層が薄いことが感じられます。

出雲駅伝から区間数が2つ増えることを考えると、ちょっと厳しくなりそうです。

しかし駅伝となるとトラックでの記録以上に力を発揮するのが東洋大です。そう簡単には侮れません。

有力校の予想オーダー

独断と偏見で有力校のオーダーを予想してみました。

東海大

区間選手名
1区(9.5km)西川雄一朗
2区(11.1km)館澤亨次
3区(11.9km)鬼塚翔太
4区(11.8km)關颯人
5区(12.4km)西田壮志
6区(12.8km)中島怜利
7区(17.6km)湯澤舜
8区(19.7km)湊谷春紀

うーん、かなり予想が難しいですね。

なにしろ故障者や故障から回復途上?の選手が多すぎます。

ですので、予想はかなり適当です。。

それなりに考えて選んだのは、2区の舘澤選手と、8区の湊谷選手ぐらいでしょうか。

優勝もあり得ますが、一転、大撃沈もありそうです。

青山学院大

区間選手名
1区(9.5km)橋詰大慧
2区(11.1km)鈴木塁人
3区(11.9km)小野田勇次
4区(11.8km)湯原慶吾
5区(12.4km)梶谷瑠哉
6区(12.8km)竹石尚人
7区(17.6km)林奎介
8区(19.7km)森田歩希

長距離向きの林、森田選手が7,8区。

出遅れを避けるために、距離は短いものの重要な1,2区はエース級の橋詰、鈴木選手。

メンバーが上級生に固まりがちですが、1年生の湯原選手を真ん中の4区に起用してみました。

それ以外は、まあ順当なところかと。

東洋大

区間選手名
1区(9.5km)西山和弥
2区(11.1km)相澤晃
3区(11.9km)鈴木宗孝
4区(11.8km)小笹椋
5区(12.4km)今西駿介
6区(12.8km)中村駆
7区(17.6km)吉川洋次
8区(19.7km)山本修二

やや層が薄い東洋大は、先手必勝が必須。

ですので、ちょっともったいないですが、1,2区にエース級の西山、相澤選手を並べてみました。

長距離区間の7,8区は、吉川、山本選手が妥当でしょう。

あとは注目株の1年生、鈴木選手を3区に入れてみました。

レース展望

前回優勝の神奈川大は、かなり戦力的に苦しく、同じく最後まで優勝争いをした東海大は故障者の回復がないと苦しいでしょう。

ということで、戦力的には青山学院大と東洋大の一騎打ちが予想されます。

しかし、この両校共にこれまでの優勝回数は1回だけなんですよね。

新興の青山学院大はともかく、東洋大が優勝1回だけというのはちょっと意外です。

なにか相性みたいなものがあるのでしょうか。

というところから考えると、なぜかこの駅伝と相性の良い駒沢大や、法政大、順天堂大、中央学院大などにも十分チャンスがあるかもしれません。

何しろ近年、各大学の戦力は拮抗してきてますからね。

やはり1区、2区が注目です。距離が短くなったことで選手起用が難しくなりましたが、この2区までの争いでレースの流れが決まりそうです。

後半に主力を温存しながら、出遅れはなんとしても避けないといけない。

各校の監督の悩むでしょうね。

見てる方は楽しいですが。

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