出典:https://twitter.com/aogaku_rikujyou
いよいよ2020年度の大学駅伝シーズンが始まります。
今年度は新型コロナウィルスの影響で出雲駅伝が中止となり、またそれまでも各種陸上競技主要大会の中止・延期が続きました。
同様に全日本大学駅伝・箱根駅伝も中止になるかと心配されましたが、なんとか開催にこぎつけられそうです。
これまで競技会の開催がかなり限定的であったため、各大学の戦力動向が今一つつかめない今シーズンですが、その中でもはっきりと頭角を現してきた選手もいます。
その中で、今年も全日本大学駅伝・箱根駅伝の優勝候補筆頭の青山学院大の注目株の一人、2年生の近藤幸太郎選手に着目してみます。
2020年シーズン、青山学院大は2年生が大注目!
主要メンバーが卒業しても、その穴を埋める選手が続々と輩出されてくる青山学院大。今年は2年生の中からブレイクする選手が何人も出てきそうです。
2年生には今年の箱根2区で1年生ながら並みいる強豪校のエースを押しのけてトップに躍り出た岸本選手がいるのですが、彼は別格として。。
元々この年代ではドラ1といってもよかった学法石川高卒の横田選手。1年時は故障に悩まされましたが見事に復活してきました。全日本大学駅伝でもエントリーに入っています。
流通経済大柏高卒の中村唯翔選手は、2019年の世田谷246ハーフマラソンで63分45秒で6位に入賞して頭角を現しました。
その中村選手と同レベルで争っているのが、埼玉栄高卒の宮坂選手や愛知高卒の中倉選手。
またこの他にも樹徳高卒の大澤選手や、須磨学園高卒の目片選手など、、まだまだ期待の選手が控えている状況です。
その中で、先日の国士舘大学長距離競技会5000mで13分44秒31を記録した近藤選手はブレイク候補の筆頭です。もちろん全日本大学駅伝にもエントリーされています。
近藤選手のこれまでの経歴は?
近藤選手は、豊川工業高卒で、高校時代の5000mのPBは14分08秒50。高校生の中ではトップクラスの記録と言えますが、大会戦績としてはさして目立つものは無かったようです。
インターハイには2年・3年生時に出場を果たしていますが、決勝には残れなかったのかな?都大路は愛知県内のライバル校、豊川高に阻まれて出場していません。都道府県対抗駅伝には出場していますが、2年時に5区で区間36位、3年時に4区で区間26位とパッとしなかったようです。
青山学院大に入学してからも1年生のサーキットシーズンは目立った記録を残せていません。
それが11月の世田谷246ハーフで、63分40秒で5位といきなり頭角を現しました。夏からの合宿で力を付けた典型例なのかもしれません。結果、箱根駅伝では出場はかないませんでしたがエントリーはされていました。
その後も順調に大会で結果を出し続けて、ついに先述の国士館大学長距離競技会でのブレイクとなります。
近藤選手のプロフィールなど
身長は174cmほどだそうです。小柄な選手が多い長距離選手の中ではやや大きい方ですね。
SNSはtwitterのアカウントは無いようですが、Instagramは以下のようです。

全日本大学駅伝・箱根駅伝ではどの区間に配置?
さて、今年の駅伝では出場は間違いないであろう近藤選手。
全日本大学駅伝・箱根駅伝ではどの区間に配置されるのでしょうか?
5000mでもハーフマラソンでも記録を残せていることから、短い距離でも長い距離でもイケそうです。世田谷246ハーフは登りもある結構な難コースなので、悪条件にも強い選手なのかもしれません。
となるとどの区間に配置されるのかは予想しにくいですね。。
しかし、一般に勢いのある選手は1区や序盤の区間に配置されることが多いのが駅伝です。また全日本大学駅伝は1区は最短区間であるので、思い切った配置もしやすいです。
青山学院大には1区に配置されることが多い3年生の湯原選手がいますが、今の近藤選手の勢いは湯原選手のしのぐのでは?
ということで、まず全日本大学駅伝では1区で走るのを見てみたいですね。今年は各大学1年生に大物が多く、それらの中から1区に配置される選手が結構出てきそうな気がしますが、その中でも互角以上に渡り合えると思います。
箱根についてはまだ何とも言えないですが、全日本の結果次第では往路、その中でも1区への配置も見えてくるのではないでしょうか。
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