”大迫傑 指導者デビュー”から考える陸上競技選手のセカンドキャリア

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大迫”指導者デビュー”という記事が掲載されていました。

大迫“指導者デビュー”小中学生対象にクリニック開催「良い経験になった」 - スポニチ Sponichi Annex スポーツ
 陸上男子マラソンの大迫傑(26=ナイキ・オレゴンプロジェクト)が“指導者デビュー”を果たした。12日、都内で行われたランニングクリニックにコーチ役として、約20人の小中学生にストレッチや動き作りなどを指導。将来的には指導者の道も考えているという大迫は「初めてだったが、新鮮で良い経験になりました」と満足そうに語った。

「大迫」というのは、あのナイキオレゴンプロジェクトに所属しているイケメンランナーの大迫傑選手のことです。

一瞬「えっ」と思いましたが、小中学生を対象としたクリニックにコーチ役として参加したということですね。

今、競技者として絶頂にあるはずの大迫選手が、まさか引退して指導者に??と思いましたが、そんなことあるはずがないですよね。ほっ。

そこでふと思いましたが、陸上競技選手の引退後のセカンドキャリアって、どうなんでしょ?

陸上競技といってもいろいろありますが、長距離種目はマラソンや駅伝といった競技は根強い人気がありますので、メディア関係・指導者などキャリアを生かした道もそれなりにありそうです。

で実際は?というところを調べてみました。

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現役時代は?

まず引退前の現役時代の生活はどうなんでしょう?

最近、ごく一部の選手はプロとして活動しています。

大迫選手もそうですし、最近では市民ランナーの英雄、川内選手や、箱根駅伝の山の神、神野選手などもプロ化を表明しています。

これらの選手はスポンサーを集めたり、大会への出場料や賞金で活動・生活資金を集めています。

しかしほとんどの選手は実業団チームに所属して活動しています。

男子の長距離選手でいえば、箱根駅伝をはじめとして大学の競技会で名前を売って、実業団チームからスカウトされるというのが、ほとんどの選手の就職までの流れでしょう。

実業団に入れば、長距離種目の選手であれば企業業務からは離れてほぼ競技に専念しているようです。

ただし、広告塔的な役割は求められますので、イベントに参加したりといったことはあるようです。

競技に集中でき生活にも不安はないということで、マイナーな競技と比べると恵まれているとも言えますが、オリンピック・世界選手権に出場するような選手でも収入は一般の同世代のサラリーマンとそれほど変わらないようです。

つい先日、ホンダの設楽選手がマラソンの日本記録を更新して1億円を獲得していましたが、これは例外中の例外のようです。

野球やサッカーのような人気競技と比べるとちょっと夢がないですね。。

引退後は?

セカンドキャリアの前の話が長くなりましたね。

長距離選手の場合、実業団で現役でいられるのは長くて10年ぐらい、平均をとれば5年ぐらいではないでしょうか。

サッカーなどの競技と比べても同じくらいですかね。

速ければ20代半ばで、遅くても30歳過ぎには引退して別の道を歩むことになります。

実業団選手の場合、選手が希望すればそのまま企業で一般社員として働くことが出来るようですが、実際のところ引退を機に退社することも多いそうです。

まあそれまでほとんど業務に関わっておらず、実務経験が皆無に等しいのに、急に他の同世代の社員に混ざって業務を始めるのはなかなか難しいのでしょうね。

青山学院大学の原監督は、引退後、伝説の営業マンと呼ばれるほどサラリーマンとして成功を収めたそうですが、これもかなり例外なケースなのでしょう。

企業から離れても特別な実績のある選手なら、解説者やイベント参加などのタレント業といった仕事もあるでしょうが、これも例外中の例外でしょう。

陸上競技と関わりのある世界で多いのは、実業団・大学・高校の指導者になるケースかと思いますが、これもどのくらいの市場(?)があるのでしょう?

こう考えると、現役時代からセカンドキャリアを考えて準備を進めておくのがとても重要なことかと思います。

ほぼプロなんだから、現役時代は夢を追って競技に専念すべきだ!という考えもあるかと思いますが、現実を考えれば企業は現役中から引退後に備えて業務を教えたり、次のキャリアに備えたサポートもしておくべきではないかと思います。

長距離選手は春夏秋冬に関わらず年中、競技があってオフシーズンというものが無いのが痛いですね。

そんな競技って、他にあるのかしら??

陸上競技
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