ランニングに対する世の中のイメージ
ランニングを続けるのって、結構難しいですよね。
やはり球技とかと違って、すぐに楽しくできるものではないですからね。
また今でこそメジャーな趣味(?)になってきましたが、以前はランニング・ジョギングをやってますと言えば、「なんで~」とか「しんどいだけでしょ」「よく続けられるよね」とか、最悪なのは「Mでしょ?」とまで言われたことがあります。
まあ、そういうイメージで捉えている方が、まだまだ多いんでしょうね。
なぜ続かないのか
そんな方々も、健康やダイエットのためとか、周りの人に勧められてとかで、手軽なランニングを始める場合は多いでしょう。
ただ、そのような場合、始めてみたものの、すぐにやめてしまったという方も多いのではないのでしょうか?
その気持ちはわかります。やっぱりしんどいですものね。
ただいつも思うのは、ひとつ大きく間違えた考えをしている人が多いのでは?ということです。
それは、しんどいことだから、「出来ることから」「少しずつ」「コツコツと」「真面目に」「我慢して」何とか続けるという考え方です。
個人的には、これはもう完全に間違った考えだと思ってます。
ランニングに限らず、ダイエットでも勉強でも、好きではなかったことをある日から続けていこうとした場合に共通の話なのですが。。
好きでなかったことを、好きでないまま長く続けるのって大変ですよね。
よっぽど我慢強い根性の持ち主か、追い詰められてどうしてやらざるを得なくなった場合でないと続かないかと思います。
「好きでない」→つまり「嫌い」のまま続けようとすることが本質的な原因であると思います。
どう打開するか?
これに対する答えは簡単に、好きになればいいということになりますよね。
でもまあ、それが出来れば誰も苦労しないですよね。
でも2つだけ、この問題に対する効果的な答えがあると思ってます。
人と関わり合いを持つ
まず一つ目です。
なんでもいいので、人と関わり合いを持つことです。
ランニングの場合であれば、一緒に走る人を見つける、同好会などに参加する、走っている途中に会う散歩中の人と知り合いになる(挨拶をするだけでも)、家族や友達にランニングを始めると宣言して経過を話すようにする、SNSで同好の士を見つける、などなど。
やはり人は弱いもので、自分の意志だけで続けることはなかなか難しいものです。
現代社会はストレスに溢れていますから、仕事ややらないといけないことから離れれば、ほっとしたいものですし、いろいろな誘惑にも溢れています。
そこに逃げずに後支えしてくれるのに一番良いのは、やはり人間関係だと思います。
人間関係に疲れてストレス解消のためにやろうとしているのに、、、という方もいるかもしれませんが、ゆる~い関係でもよいので新たな出会いを探してみてはどうでしょうか。
それがやがて楽しく走れることにつながってくると思います。
続けようとしない
もう一つです。
逆説的ですが、「続けようとしない」ことはもっと大切かと思います。
何かを続けるのではなく、常に新たなことを実践していくことが必要ということを言っています。特にこれまでやってこなかったこと、さらに言えば自分が嫌いなこと・苦手なことをやってみることが大事かと。
これまでとは別の世界を経験してみて、そこで何度も何度も失敗を繰り返す中で、いつか自分にとって面白いもの・気持ちのいいものが見つかり、自然に続けることができるようになる、、、というものだと思います。
例えば、完走できそうになくてもまずは大会に申し込んでみるとか、ランニングのクラブに参加してみる、5kmしか走ったことがないなら家から5km離れたところまで走ってみる(=そうすればもう5kmなんとか走るか歩くかしかなくなる)とか。
そうするには、いくら失敗しても全然OK!というぐらいのおおらかな気持ちを持つことが大切ですが。
まあそこまでしなくても、音楽を聴きながら走ってみるとか、走っている途中に止まってのんびり日向ぼっこをしてみたりとか、これまでしたことがないことをやってみるのもよいかと思います。
何はともあれ、続けるということは目的でも手段でもなく、「結果」であると考えるのがよいかと思います。
今回はなんだかちょっと説教臭くなってしまいましたね。失礼しました。
ということで、そろそろ終わります。
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