ランニングとは基本的にはしんどいものです。
特に始めたばかりの人にとってはそうでしょう。
楽しそうだからランニングを始めるという人は、おそらく稀で、ほとんどの人はダイエットとか、健康維持とかを目的に始めるのではないでしょうか。
しかしこれだけランニング人口が増えているのですから、単にしんどいだけというはずはないですよね。
twitterやブログで、毎日のランニングを楽しんでいる様子をアップしている人はたくさんいます。
おそらく、ランニングの楽しさというものは人それぞれなのでしょう。
走り続けているうちに、誰もが何かグッとくるものを見つけていくのではないでしょうか。
以下では、私の経験上、ランニングを楽しいと思った瞬間を挙げてみます。
気候が快適なとき
ランニングの快適度は、気温に大きく左右されます。
走るのに快適な気温とは、広く見てもせいぜい5~15℃位ではないでしょうか。
といっても5℃では走り始めは寒いし、15℃では走るにつれて暑くなってきます。
もちろん走るスピードに大きく左右されますが。
また気温以外にも湿度や風などにも影響されます。
そうすると快適な気候条件で走れるって、かなり限定的ですよね。
その分、ジャストな気候条件で走れた時に感じる快適さは格別になります。
そう考えると、走り始めて間もない方はそういう条件で走れた経験がないのかもしれないですし、まずは1年間は続けてみればと思います。
音楽によって気分が乗ったとき
音楽が嫌いな人はまずいないと思います。
また、なにか必死でやっているときに聴く音楽は、いつもより何倍も心に響くものだと思います。
そう考えると、ランニングと音楽は素晴らしく相性がよいです。
昔はランニングしながら音楽を聴くなんて考えられませんでしたが、今ではごく軽量なヘッドフォンや、ランニングに最適化されたヘッドフォン型プレーヤーまであります。
実際、最近はヘッドフォンを付けて走っている方は数多く見かけます。
私の場合も一人で走るときは必ずウォークマンWシリーズで音楽を聴いてますし、ここ一発飛ばすときはそれ用に選曲したプレイリストをかけるようにしています。
実際、それだけのことで走るスピードもかなり違いますよ。
たくさんの人と一緒に走ったとき
マラソン大会に参加したことがある方は実感している場合が多いと思いますが、そんなに無理しなくてもいつもより早く走れたりするものです。
やはり一人ではなく、たくさんの人と一緒に走ればアドレナリンの出方も違うものです。
まあ、お祭りに参加した気分ですね。
また大会でなくても、ランニングクラブの練習会とかでも同じです。
いや、仲間内である分、あの人が頑張るなら自分も、、、という気持ちにもなります。
やはり人との触れ合いは、なんでも楽しくさせてくれるものだと思います。
遠く離れたところまで走ってきたとき
いつも思うのですが、家から走り出してしばらくの間は毎日見ているような光景が続いて気分が乗りません。
特に通勤するときと同じ道などは。。
それが、家から離れてあまり目にする機会が無い場所までくれば気分が乗ってきます。
それってなんでしょうね??
まあやはりいつもの日常から離れたいという意識があるのでしょうか?
私の場合、最長で30kmぐらい走るときがありますが、それぐらいの距離になるとかなり珍しい光景が見れます。
珍しいといっても、住宅地やお店、木々花々とか川といった類のものですが。
それでも十分気分をリフレッシュしてくれますよ。テレビやスマホの画面の中で世界の珍しい光景を見たり、クルマで出かけて行った観光地を見るより何倍もね。
とにかくスピードが乗ったとき
最後は、まあ当たり前ですが速く走れた時ですね。
簡単に速く走れれば苦労しませんが。。
でも下り坂とかでもいいんです。
いつもは6分/kmぐらいで走っている場合は、一発気合で4分~4分半/kmぐらいで飛ばしてみてください。
数百メートルしか続かないかもしれませんが、ある意味(?)爽快に感じられるかと思います。
地面を蹴って、身体が宙に浮いている感覚とか。
いつもと違うカッコよさを自分に感じると思います。
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