箱根駅伝2021の戦力分析!青山学院大1強となるのか?追う東海大など有力校の戦力は?

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2020年の箱根駅伝は、青山学院大の2年ぶり5回目の優勝で幕を閉じました。

シーズン当初は劣勢が予想された青山学院大ですが、全日本大学駅伝で2位になったあたりから戦力の充実ぶりが聞こえてくるようになり、その後の世田谷ハーフ・学連記録会での好結果を経て原晋監督からも優勝を争う戦力が整ったとのコメントも出てきていました。

エースの吉田圭太を1区に抜擢したにも関わらず、7位と出遅れた時にはマズイ!と思った方も多いと思いますが、2区抜擢の1年生、岸本の好走以下、全区間で予想以上の走りを見せ文句なしの優勝を果たしました。

一方、優勝候補の筆頭に挙げられていた東海大は、大きなミスもなく走り切ったにも限らず2位に甘んじました。それ以上に青山学院大が好走したと言うべきか、レベルが上がって高速化したのがあまりに予想の上をいっていたというべきか。。

他にも國學院大や東京国際大の躍進、明治大の復活、優勝候補から一転してシード落ち寸前までいった東洋大、そしてなんといっても急速な高速化の最大の要因と思われるナイキヴェイパーフライの席巻など様々なトピックがあった2020年の箱根駅伝でした。

そんな中、ちょっと気が早いですが次回2021年の箱根駅伝の有力各校の戦力を分析してみたいと思います。

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青山学院大

優勝メンバーから、主将の鈴木、4区区間新の吉田裕也、6区区間3位の谷野、7区区間4位の中村友哉が抜けます。夏場あたりまでは青学の4年生は全く冴えないイメージでしたが、最終的には4人がメンバー入りしていずれも好結果を残しました。このあたり4年生を重要視する原監督の指導が最終的に生きたのではないでしょうか。

この4人が抜けるということで、かなりの戦力ダウンにも見えますが、最重要区間の1区(吉田圭太)、2区(岸本)、5区(飯田)はそのまま残ります。

更に現1年生(新2年生)は、岸本以外にもレギュラー入り候補が続々出てきている黄金世代です。世田谷ハーフで1時間3分台を出した近藤・中倉・中村唯翔に加えて、箱根メンバー入りした宮坂、出雲メンバーの大澤、更に目片、横田などもいます。

その他、箱根で出走していないメンバーにも、新号・市川・高橋・早田などもいて、この辺り全員が10000m28分台に入ってきてもおかしくない勢いです。

正直言って、今年箱根に出たメンバーでも、吉田圭太・岸本・飯田以外は、来年は出走できるかどうかわからないのではないでしょうか。それぐらいメンバー入りの競争が激化しそうです。

更に都大路1区で終始先頭を走り、日本人最高記録を更新した佐藤一世も入部予定です。

という状況からして、1年前の東海大以上に優勝に近い存在だと言えそうです。

東海大

ついに黄金世代も卒業となります。

關・鬼塚・舘澤・阪口・松尾・西川・小松・郡司というそうそうたるメンバーが卒業します。

うーん、これだけの名前を並べると、この4年間で箱根・全日本・出雲の優勝が各1回ずつというのは、ちょっと不満が残る結果ですかね。

とはいえ、高校時代に世代トップクラスだったとしても、そのまま大学でもその位置を維持するというのは大変なこと。あれこれ言う人も多いですが、トラック競技主体で考えるメンバーも多い中でよくやったとも言えるのではないでしょうか。

黄金世代が抜けますが、現3年生(新4年生)の名取・塩澤・西田も都大路1~3位を独占したスーパー世代です。1~2年生の間は故障などもありなかなか目が出ませんでしたが、3年生になってようやく3人そろって活躍できるようになりました。

全日本はこの3人の活躍で優勝しましたが、箱根は名取・西田両名が体調面が今一歩で、この2人が期待通りの走りだったら、、という残念な結果でした。それでもなかなかの好記録なんですがね。。あまりにまわりのレベルアップが激しかったというだけで。

この3人は次回でも主要区間を任せられますし、7区区間3位と好走した1年生、松崎をはじめ、青山学院大ほどではないにしても1・2年生に有望なメンバーがいます。更に新1年生も期待できそうです。

そんなことからすると、やはり青山学院大の対抗馬第一候補はこの東海大でしょう。

國學院大

今回躍進した國學院大。

Wエースの浦野・土方が抜けることになります。更に3区区間5位の青木も抜けます。いずれも往路の主要区間を担当していただけに戦力的にはかなり痛いですね。。

今回、往路は上記4年生に加えて、1区区間賞にあと一歩だった藤木の活躍もあり2位となりましたが、復路は10位なんですよね。。往路の貯金と、最終10区の競り合いに勝ったことで総合3位になりましたが、次回に向けて戦力の立て直しが必要です。

ただ9区の4年生、茂原以外はほぼ区間順位一桁ですので、それほど悲観する状況でもないはずです。

意外とエースの抜けた穴は早々に埋まる気もします。

帝京大

今大会のメンバーから、岩佐・平田・島貫・小森・吉野の5人が抜けます。

結構、影響が大きいように見えます。

しかし今回、山区間が両方4年生で、5区が区間18位、6区が区間13位なんですね。

以前からそうですが、どうも帝京大は伝統的に(?)山区間が苦手のようです。あるいは重視していないのか。。

山を平地区間並みに走れるメンバーが育てば、優勝も見えてくるのではないでしょうか。平地区間は区間賞こそないもののいずれも区間上位で走れているので。

帝京大は、派手な活躍をする選手がいない(少ない?)のでイマイチ地味な存在になっていますが、ダークホース的な存在になりつつある気がします。

東京国際大

今回の箱根予選会をトップで通過し、往路3位、復路6位で総合5位と大躍進した東京国際大。

その躍進の中心はなんといっても2区で東洋大相澤とマッチレースを繰り広げた伊藤と、3区で驚異的な区間新を出したヴィンセントの2人でしょう。

伊藤は4年生なので抜けますが、ヴィンセントはまだ1年生!3区はハーフマラソン以上の距離なのに、59分25秒とは恐れ入ります。区間新2~3区間ぐらいの価値があるのではないでしょうか。

それはさておき今回のメンバーから4年生5人が抜けますので来期はちょっと苦しいか。

来期を乗り切ってよい流れを断ち切らなければ、今後有力校として有望選手もどんどん入学してくる好循環が生まれてくるのでないでしょうか。そのためにも来期は大事です。

明治大

箱根前はほとんど存在感が無かった(というと言いすぎか?)明治大。今回まさかの6位で楽々シード権を獲得しました。

しかも4年生は、7区区間新の阿部とアンカー河村の2人だけです。

また、青山学院大の岸本の陰に隠れてあまり話題になっていませんが、明治大の2区も1年生の加藤で1時間7分台で走っています。

となると来期は期待できそうです。ただ全日本は阿部抜きだったとはいえ、15位と沈んでいました。来期大エースが抜ける中で今回のような走りができるのか?真価が問われる年になりそうです。

早稲田大

今回の箱根予選、あわや予選落ちというどん底一歩手前だった早稲田大。全日本で6位と好走した流れを、箱根でも継続させ総合7位となりました。

1区中谷、2区太田智樹の好走で勢いに乗りました。

4年生はその太田智樹と9区の新迫の2人だけです。

早稲田大は推薦で入学してくる人数が限られているので、どうしても一部のエリート選手とそれ以外で差があり、10人が必要な箱根では区間順位がばらつくのが昔からの伝統です。

今回も区間順位にかなり凸凹がありましたね。ただ今回の場合はエリート選手がブレーキになった感が否めないですが。

中谷をはじめ毎年、その年のトップ選手が入学してくる早稲田大。それら主力選手が順調に伸びていくことも重要ですが、全体的な底上げをコツコツとしていくことが必要かと思います。

駒澤大

1、2、6区の主要区間を担当した山下、W中村たいせいが抜けます。

今回は1、2区の出遅れが響きましたが、優勝候補に挙げられていた割には他の区間もなんだかイマイチでした。噂のスーパールーキー田澤の3区3位が目立つぐらいです。

箱根については今回4年生が活躍していなかったし、抜けるのも3人だけなので来期が期待できるとも言えますが、優勝を争うには何か一皮むけないととても手が届かない感じです。

昨期の箱根予選会で圧倒的な結果を出した時のような勢いを再度見せてほしいですね。

創価大

1区区間賞で始まった今年の創価大の箱根。最終的には9位で見事シード権を獲得しました。

最終10区区間新の島津の追い上げが感動的でしたね。

4年生は1区区間賞の米津の他、計3人。

2区を走った留学生、ムイルも4年生で抜けますが、留学生はまだ1年生のムルワもいます。このムルワは5000m13分37秒、10000m28分38秒の記録を持ちます。東京国際大のヴィンセントほどの飛びぬけたランナーではないですが、主力となるのは間違いないでしょう。

というところからして来期も今期と同様なレベルは維持されるのではないでしょうか。

東洋大

11年連続で箱根3位以上を死守してきた東洋大が、今回は10位と惨敗でした。

4年生の大エース相澤だけがピックアップされていましたが、戦略の弱体化はかなり顕在化されていたのではないでしょうか。

1区の西山などは「いまだに右足に力が入らない」と公言していたのにも関わらず、1区起用。ちょっと気の毒な気がしました。

主軸となるべき現3年生の西山・吉川が区間14位、13位と惨敗。これでは、、、という気がします。

5区区間新の宮下だけが希望の星といった状況ですが、ここから巻き返しはあるのか?あるいはシード外に転落していくことになるのか?

新入生は期待できそうなので、まだまだ期待は持てると思います。

 

 

箱根駅伝
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