出雲駅伝2018のコース、有力校のエントリー状況、区間配置予想などまとめてみた

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10月8日体育の日、いよいよ2018年大学三大駅伝の初戦、出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)が開催されます。

今年は、青山学院大、東海大、東洋大の三強に加えて、その他の大学も戦力を充実してきており、拮抗した激しい争いが予想されます。

その出雲駅伝についてまとめてみました。

出雲駅伝の歴史と特徴

1989年から開催。大学三大駅伝の中では最も歴史が新しいです。

最初の年は「平成記念 出雲くにびき大学招待クロスカントリーリレーフェスティバル」という駅伝らしくない名称で、襷も使わずタッチでつなぐなど駅伝とは違った様相で始まりましたが、その後は襷も使うようになり大会名称にも「駅伝」が入るようになりました。

三大駅伝の中では、区間距離がかなり短くスピードが求められる駅伝です。

区間数も6区間しかない(箱根駅伝は10区間、全日本大学駅伝は8区間)ため、選手層が厚くない大学でも一発チャンスがあります。

また開催時期も10月初めと、夏場の走り込み合宿を終えてすぐの開催になり、その成果を問われる大会でもあります。

コース&区間

出典:http://www.izumo-ekiden.jp/course/index.html

1区(8.0km)、3区(8.5km)、6区(10.2km)が比較的長い区間でエース級の選手が集まります。

2区(5.8km)、4区(6.2km)、5区(6.4km)は短く、つなぎの区間と言えるかと思います。

短距離駅伝ですので序盤の出遅れは致命的で、1区の重要性は年々増してきているでしょう。競り合いに強く勢いのある選手が配置される傾向があります。

2区は最短区間ですが、1区で出遅れた場合すぐに取り戻す役目も担いますし、短い割には重要性は高く、「短い距離ならエース」といった選手が配置されます。

3区ぐらいまでで順位争いが見えてきますので、ここでのエース対決は見ものです。

4区、5区とつないで最終6区もエース級が投入されます。他の駅伝に比べると10.2kmというのは短いですが、やはり長距離向きの選手が配置されますね。

開催までの日程

  • 9月18日:参加エントリー10選手申し込み締め切り
  • 10月7日:区間エントリーおよび補欠申し込み締め切り
  • 10月8日:大会当日

テレビ中継

フジテレビ系列で生中継。13:00~15:25。

前回2017年大会プレイバック

  • 優勝:東海大学 2:11:59
  • 2位:青山学院大学 2:13:32
  • 3位:日本体育大学 2:14:39
  • 4位:順天堂大学 2:15:00
  • 5位:東洋大学 2:15:36

前年(2016年)優勝の青山学院大と、入学以来期待されていた2年生世代が着実に力をつけてきた東海大の争いとみられていました。

東海大は1区阪口選手が実力を発揮して区間賞を獲得したのに対し、青山学院大は38秒差の区間8位と大きく出遅れ。

2区では青山学院大の駅伝男、田村選手が区間新の快走を見せて3位に浮上。しかし一方の東海大の舘澤選手も区間2位でトップを維持。

3区は東洋大の山本選手が追い上げて、東海大の松尾選手、青山学院大の下田選手と三つ巴の争い。最後はわずかに下田選手が前に出て4区へ。

4区は東海大の鬼塚選手が実力を発揮してトップへ。東海大はここまで全て2年生。恐ろしい世代です。

5区は青山学院大の1年生神林選手は巻き返しを図りたいところですが、逆に東海大の三上選手に差を広げられて37秒差へ。

6区は東海大はエース關選手で万全の体制。青山学院大の橋詰選手としてはもう無理をしてでも飛ばして追いかけなくてはなりません。その通り序盤から飛ばしましたが、やはり無理な展開。息切れして差は広がるばかり。關選手は余裕を持ってトップを独走し、そのまま優勝となりました。

有力校のエントリー状況

東海大学

選手名学年5000mベスト
湊谷春紀413分53秒48
湯澤舜414分19秒32
關颯人313分35秒81
鬼塚翔太313分38秒58
館澤亨次313分48秒89
中島怜利313分53秒93
西川雄一朗313分56秒01
高田凜太郎313分57秒73
郡司陽大313分57秒89
須崎乃亥114分23秒78

前回出走の阪口、松尾、三上選手がエントリーされていません。故障だという噂です。

ちょっと苦しい状況のようですね。

それでも上表の5000mベストタイムを見ると壮観です。

実力を発揮できれば間違いなく今年も優勝候補No.1ですが、故障者が出ていることと、今ひとつ本番に弱い面があることを考えると、今年は昨年に比べると苦しそうです。

青山学院大学

選手名学年5000mベスト
森田歩希413分54秒18
橋詰太慧413分37秒75
梶谷瑠哉413分55秒09
鈴木塁人313分53秒20
竹石尚人314分05秒40
生方敦也313分59秒61
吉田圭太213分50秒67
神林勇太213分59秒14
湯原慶吾114分05秒78
飯田貴之114分07秒55

こちらも前回出走の小野田選手と、前回の箱根7区で区間新を出した林選手がエントリーから漏れています。

ただし原監督の言葉では、ほぼ故障者はいないようですので、単に他の選手の調子が上回ったということなのでしょう。

東海大に比べると各学年のバランスも取れています。さすがに層の厚さを誇る青山学院大ということでしょうか。

東洋大学

選手名学年5000mベスト
山本修二413分56秒49
小笹椋414分15秒23
相澤晃313分40秒98
今西駿介314分08秒91
小室翼314分14秒37
定方駿314分34秒83
西山和弥213分46秒95
大森龍之介213分54秒25
吉川洋次214分15秒73
鈴木宗孝114分30秒12

こちらもほぼ故障者は無く、順調そう。

山本、相澤、西山選手の三本柱はエントリーされています。

東海大、青山学院大に比べるとやや層が薄そうですが、「外さない」ことで名が知れている東洋大。

今年もしぶとく食らいついてきそうです。

有力校の予想オーダー

独断と偏見で有力校のオーダーを予想してみました。

東海大

区間選手名
1区(8.0km)鬼塚翔太
2区(5.8km)館澤亨次
3区(8.5km)關颯人
4区(6.2km)西川雄一朗
5区(6.4km)中島怜利
6区(10.2km)湯澤舜

前回出走者3名がエントリー漏れということで、ちょっと予想が難しいです。

鬼塚選手の最近の状況が不明なのが気がかりですが、復活できたと仮定してのオーダーです。

1区から鬼塚、舘澤、關の三本柱を並べて序盤勝負のオーダーです。やはりこの3人の出来次第でしょうか。

青山学院大

区間選手名
1区(8.0km)鈴木塁人
2区(5.8km)橋詰太慧
3区(8.5km)梶谷瑠哉
4区(6.2km)吉田圭太
5区(6.4km)湯原慶吾
6区(10.2km)森田歩希

6区森田選手は確定でしょう。

1区はこれまでの1区での実績(16年出雲、18年箱根)から鈴木選手。2区は前回までの田村選手の役目を引き継げるのは橋詰選手しかいないでしょう。

となると3区をどうするかですが、波はあるとしても実績があり、昨シーズンの駅伝後から春先にかけて好調だった梶谷選手でどうでしょう。竹石選手の可能性もありますが。

残った4区、5区は学年のバランスを重要視する原監督の傾向からして、2年生で最近好調な吉田選手と1年生のホープ湯原選手としてみました。

東洋大

区間選手名
1区(8.0km)西山和弥
2区(5.8km)相澤晃
3区(8.5km)山本修二
4区(6.2km)鈴木宗孝
5区(6.4km)大森龍之介
6区(10.2km)吉川洋次

やや層が薄い東洋大は、先手必勝が必須。

そこで1~3区は前回うまく機能した3人をそのまま配置。西山選手は前回1年生の時よりかなり地力がアップしているので、うまくいけばこの強力な3人でかなりリードできる可能性あり。

あとは彗星のごとく現れた新人、鈴木選手と2年の大森選手を並べ、最終6区は昨年の全日本大学駅伝で最終区を走った吉川選手。

レース展望

何しろ短距離駅伝。

さらに最近の各校の戦力拮抗を考えると、どう転んでもおかしくないと思いますが、敢えて予想すると、、、

原監督が好調宣言を出している青山学院大学が一歩リードか。

1区から飛び出して独走というほどのことは考えられないですが、しぶとく食らいついて最終6区までに先頭に立って、森田選手が着実に逃げ切りという構図が見えます。

対抗馬としては東洋大か。

何しろしぶといです。東洋大は。高校時代トップクラスの選手はそのままトップレベルに。一方で無名な選手の中からも大幅に伸びる選手が出てきます。今年の場合は鈴木選手か。

先述の通り、レース展開としては先行逃げ切りを狙ってくると思います。3区を終わって最低限トップに立っていることが優勝の条件になると思います。

東海大は今年は苦しいですね。故障者が多すぎるので。

とはいえ、關選手、舘澤選手は大丈夫なようなので、鬼塚選手が実力を発揮できる状態まで回復していれば十分チャンスはあると思います。

さてさて、どんなレースになるか。。楽しみです。

 

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