出雲駅伝2019のコース、有力校のエントリー状況、区間配置予想などまとめてみた

10月14日体育の日、いよいよ2019年大学三大駅伝の初戦、出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)が開催されます。

前年は、青山学院大、東海大、東洋大の三強という軸がありましたが、今年は左記大学に加えて、国士館大、法政大、駒沢大、帝京大なども力が拮抗しており、戦国駅伝の様相がますます濃くなってきています。

その出雲駅伝についてまとめてみました。

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出雲駅伝の歴史と特徴

1989年から開催。大学三大駅伝の中では最も歴史が新しいです。

最初の年は「平成記念 出雲くにびき大学招待クロスカントリーリレーフェスティバル」という駅伝らしくない名称で、襷も使わずタッチでつなぐなど駅伝とは違った様相で始まりましたが、その後は襷も使うようになり大会名称にも「駅伝」が入るようになりました。

三大駅伝の中では、区間距離がかなり短くスピードが求められる駅伝です。

区間数も6区間しかない(箱根駅伝は10区間、全日本大学駅伝は8区間)ため、選手層が厚くない大学でも一発チャンスがあります。

また開催時期も10月と、夏場の走り込み合宿を終えてすぐの開催になり、その成果を問われる大会でもあります。

コース&区間


出典:http://www.izumo-ekiden.jp/course/index.html

1区(8.0km)、3区(8.5km)、6区(10.2km)が比較的長い区間でエース級の選手が集まります。

2区(5.8km)、4区(6.2km)、5区(6.4km)は短く、つなぎの区間と言えるかと思います。

短距離駅伝ですので序盤の出遅れは致命的で、1区の重要性は年々増してきているでしょう。競り合いに強く勢いのある選手が配置される傾向があります。

2区は最短区間ですが、1区で出遅れた場合すぐに取り戻す役目も担いますし、短い割には重要性は高く、「短い距離ならエース」といった選手が配置されます。

3区ぐらいまでで順位争いが見えてきますので、ここでのエース対決は見ものです。

4区、5区とつないで最終6区もエース級が投入されます。他の駅伝に比べると10.2kmというのは短いですが、やはり長距離向きの選手が配置されます。

開催までの日程

  • 9月24日:参加エントリー10選手申し込み締め切り
  • 10月13日:区間エントリーおよび補欠申し込み締め切り
  • 10月14日:大会当日

テレビ中継

フジテレビ系列で生中継。13:00~15:25。

前回2018年大会プレイバック

  • 優勝:青山学院大 2:11:58
  • 2位:東洋大 2:12:10
  • 3位:東海大 2:13:31
  • 4位:拓殖大 2:14:16
  • 5位:帝京大 2:15:02

各大学の戦力拮抗が進む中、あえて言えば青山学院大、東洋大、東海大が三強と見られていました。その中でも青山学院大がやや有利かと。飛びぬけた選手はいませんが、森田・橋詰・小野田・林・梶谷と充実した4年生の存在が大きいです。東海大も選手層は青山学院大と同等かそれ以上と見られていましたが、なにしろ故障者が多く苦しい状況でした。

さて、1区。

青山学院大はスピードランナーの橋詰選手が区間賞とスタートダッシュに成功。東洋大はエース相澤選手を起用してライバル校の引き離しを狙いましたが2位と躓きました。東海大は6位と苦しい展開です。

2区は青山学院大の鈴木選手が区間賞と、更に後続との差を広げます。区間賞候補の東海大舘澤選手に勝って、早くも青山学院大の優勢が鮮明になってきました。

3区は拓殖大の留学生デレセ選手が区間賞を獲って2位に上がってきましたが、青山学院大のエース森田選手も区間2位。ライバル東洋大・東海大との差を更に広げます。

4区は青山学院大の吉田圭太選手が区間賞。三大駅伝デビュー戦でしたが見事に結果を出し、この後の三大駅伝全区間賞につなげます。この選手はこの年、一気にブレイクしましたね。

5区は東洋大の今西選手が意地を見せて区間賞。トップを行く青山学院大との差を27秒にまで詰めます。

最終6区は青山学院大竹石選手と東洋大吉川選手の争い。10.2kmで27秒差を追いつくのははかなり苦しいかと思われましたが、吉川選手は最初からぐんぐん飛ばしてあっという間に差を詰めます。一時はほとんど差がなくなりましたが、そこで竹石選手がスパートしたのか、吉川選手が力尽きたのか。。また差は広がり最終的に竹石選手が12秒差で逃げ切りました。

有力校のエントリー候補

青山学院大学

選手名学年10000mベスト
鈴木塁人428分31秒36
生方敦也429分08秒39
吉田裕也429分17秒48
竹石尚人429分27秒79
吉田圭太328分27秒40
岩見秀哉328分49秒13
神林勇太329分23秒52
湯原健吾228分53秒57
飯田貴之229分42秒34
岸本大紀1

さすがに前年に比べるとかなり選手層が薄くなってきています。

更に主将で本来ならエースであるべき鈴木選手が今年度はずっと結果を残せていません。不安ですね。

期待は前年大きくジャンプアップした吉田圭太選手。更に1年生も期待される選手が多いようで、特に岸本選手が一押しのようです。

今年度は4年生が今一つな分、下級生がそれを補う構図でしょうか。

東洋大学

選手名学年10000mベスト
相澤晃428分17秒81
渡邉奏太428分59秒77
今西駿介429分17秒37
西山和弥328分35秒72
吉川洋次328分53秒51
大澤駿329分16秒92
大森龍之介329分19秒93
田中龍誠329分20秒02
鈴木宗孝229分17秒89
児玉悠輔1

相澤、西山、吉川選手が三本柱といったところですが、やはりちょっと選手層が薄いですね。

また西山選手は調子の波が大きそうですし、吉川選手は故障がちです。

しかしそこを何とかして結果を残すのが東洋大。前年より苦戦を強いられそうですが、やはり優勝争いに絡む可能性は十分です。

東海大学

選手名学年10000mベスト
鬼塚翔太427分17秒52
關颯人428分23秒37
小松陽平428分35秒63
郡司陽大429分05秒28
西川雄一朗429分17秒97
舘澤亨次429分50秒67
阪口竜平430分12秒64
塩澤稀夕328分36秒15
西田壮志328分58秒15
名取燎太329分26秒60

黄金世代もいよいよ最終学年になりました。いろいろありましたが、最終的には多くの選手が相応の伸びを残したと言えるのではないでしょうか。中島怜利選手の行方が気になりますが。。

上表では、舘澤・阪口選手の記録がパッとしませんが、これは10000mをほとんど走ってないからでしょう。本来なら28分台は軽くクリアしているはずです。

ただ主力が4年生に固まりすぎですね。来期以降が不安です。

有力校の予想オーダー

独断と偏見で有力校のオーダーを予想してみました。

青山学院大

区間選手名
1区(8.0km)湯原健吾
2区(5.8km)鈴木塁人
3区(8.5km)吉田圭太
4区(6.2km)岸本大紀
5区(6.4km)生方敦也
6区(10.2km)吉田裕也

3区はエースの吉田圭太選手。

2区は最近不調ながらも前年区間賞の実績をかって鈴木選手。また5区も前年の実績から生方選手。原監督は駅伝ではかなり実績を重視するので。。

あとはなかなか予想が難しいですね。1区は勢いのある選手が選ばられることが多いですが、その点では岸本選手の名前もあげたいところです。ただまだちょっと大舞台には厳しいか。というところで最近主力になりつつある湯原選手を挙げてみました。

最終6区は竹石選手か吉田裕也選手のどちらかの可能性が高い気がしますが、夏合宿で先頭を走ることが多かったという吉田選手の好調さを買いたいと思います。

東洋大

区間選手名
1区(8.0km)西山和弥
2区(5.8km)渡邉奏太
3区(8.5km)相澤晃
4区(6.2km)鈴木宗孝
5区(6.4km)今西駿介
6区(10.2km)吉川洋次

1、3、6区はこのままいく可能性がかなり高いでしょう。

あと2区は前年度は故障で棒に振ったものの、スピードランナーとして期待の大きい渡辺選手がハマるかと。

4区、5区も実績からいって、鈴木選手、今西選手でしょうね。。やはり東洋大は選手層が厳しいです。主力選手が全員走られれば優勝争いも十分可能ですが、一人・二人でも欠けた場合は大きく順位を落とすことも考えられます。

東海大

区間選手名
1区(8.0km)鬼塚翔太
2区(5.8km)館澤亨次
3区(8.5km)阪口竜平
4区(6.2km)塩澤稀夕
5区(6.4km)小松陽平
6区(10.2km)關颯人

うーん、こう並べるとネームバリューでは圧巻ですね。

全員が万全の調子なら完全に独走でしょうね。

ただそんなにうまくいかないのが駅伝。東海大の場合は、故障や調子を落とす選手も結構目立ちます。

それでも今期は分厚い選手層でカバーできるはずなので、やはり優勝候補筆頭でしょうか。

レース展望

今年は例年以上に各大学の戦力が拮抗しています。

上記は前年の1位~3位までしか比較対象に挙げていませんが、これら3校以外から優勝校が出てくる可能性は十分あります。特に國學院大あたりは脅威ですね。

出雲駅伝はほかの大学駅伝に比べると、距離が短く、また区間数も6区間しかありません。

それゆえ、番狂わせの可能性も高いと思います。

しかしそれを言っていては何も始まらないので、なんとか予想すると。。

1~3区は西山・相澤のエース力で東洋大がリード。しかし、4区以降は自力に勝る東海大が追いつき、最終区で決着が着くという展開はどうでしょう?

青山学院大は1年生の岸本選手が使えるか、また鈴木選手が復調してくるかがカギでしょうか。

また、國學院大以外にも法政大、駒沢大、帝京大などにも十分チャンスはあります。

さてさて、どんなレースになるか。。楽しみです。

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