出雲駅伝2021のコース、有力校のエントリー、区間配置予想などまとめてみた

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10月10日(日)、いよいよ2021年大学三大駅伝の初戦、第33回出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)が開催されます。

前年(2020年)は、コロナ禍の影響で中止となりました。新型コロナの影響は相変わらずというか感染者数で見れば最悪規模となってきていますが、オリンピックも開催されたことでしょうし、今年の開催は問題ないでしょう。

2021年度の大学陸上長距離界の話題の中心は、なんといってもオリンピック3000m障害入賞の順天大の三浦選手の活躍になりますが、ここまでのトラック競技の結果を見れば各大学ともに中心選手や新入生が好記録を続出させてきており、活況を呈していると言えるでしょう。

各大学の戦力は増々拮抗してきていますが、その中でも戦力が充実しているのは田澤・鈴木芽吹・唐澤の三本柱が揃った駒澤大でしょう。そしてそれに続くのはここ数年選手層の厚みを維持してきて1年生に期待できる選手が多い青山学院大かと思われます。

このブログではその2校を中心に出雲駅伝についてまとめてみました。

出雲駅伝の歴史と特徴

1989年から開催。大学三大駅伝の中では最も歴史が新しいです。

最初の年は「平成記念 出雲くにびき大学招待クロスカントリーリレーフェスティバル」という駅伝らしくない名称で、襷も使わずタッチでつなぐなど駅伝とは違った様相で始まりましたが、その後は襷も使うようになり大会名称にも「駅伝」が入るようになりました。

三大駅伝の中では、区間距離がかなり短くスピードが求められる駅伝です。

区間数も6区間しかない(箱根駅伝は10区間、全日本大学駅伝は8区間)ため、選手層が厚くない大学でも一発チャンスがあります。

また開催時期も10月と、夏場の走り込み合宿を終えてすぐの開催になり、その成果を問われる大会でもあります。

コース&区間


出典:https://www.izumo-ekiden.jp/course/index.html

1区(8.0km)、3区(8.5km)、6区(10.2km)が比較的距離が長くエース級の選手が集まる重用区間になります。

2区(5.8km)、4区(6.2km)、5区(6.4km)は短く、つなぎの区間と言えるかと思います。

短距離駅伝ですので序盤の出遅れは致命的で、1区の重要性は年々増してきてます。最後のスパートにも対応できて勢いのある選手が配置される傾向があります。

2区は最短区間ですが、1区で出遅れた場合すぐに取り戻す役目も担いますし、短い割には重要性は高く、「短い距離ならエース」といった選手が配置されます。

3区ぐらいまでで順位争いが見えてきますので、ここでのエース対決は見ものです。

4区、5区とつないで最終6区もエース級が投入されます。他の駅伝に比べると10.2kmというのは短いですが、やはり長距離向きの選手が配置されます。

開催までの日程

  • 9月22日:参加エントリー10選手申し込み締め切り
  • 10月9日:区間エントリー6選手および補欠2選手申し込み締め切り
  • 10月10日:大会当日

テレビ中継

フジテレビ系列で生中継。12:00~14:25。

前々回2019年大会プレイバック

  • 優勝:國學院大 2:09:58
  • 2位:駒澤大 2:10:06
  • 3位:東洋大 2:10:09
  • 4位:東海大 2:10:18
  • 5位:青山学院大 2:10:51

1区は北海道学連選抜のローレンスが独走。他の大学はこの独走を無視して2位集団で牽制し合います。結果、ローレンスとは1分以上の差が開きましたが、区間2位は駒澤大の山下が確保。他の有力校も大きな差はなく続きます。

2区は北海道学連選抜がトップを守りましたが、2位争いの中から青山学院大の1年生、岸本が区間賞で追い上げます。一方、この区間で最も期待された東海大の阪口が不調なのか遅れていきました。

3区は有力校のエースが競り合います。國學院大・浦野、青山学院大・吉田圭太、駒澤大・田澤の先頭争いに更に東洋大の相澤が加わり4人の争いになります。最終的に1年生田澤が他の選手を振り切りトップでたすきを渡します。

4区は青山学院大の神林が好走して区間賞。駒澤大の小林と並んで5区にたすきをつなぎます。

5区は青山学院大の竹石が大きく遅れ、駒澤大の中村大成が独走となり駒澤大の優勝が見えてきました。

最終6区。駒澤大の優勝が濃厚かと思われましたが、2位集団から國學院大の土方が抜け出して追い上げます。まさかと思われましたが、残り700mほどの地点で駒澤大を逆転。そのまま國學院大が初優勝のテープを切りました。

有力2校のエントリー候補

駒澤大

選手名学年10000mベスト
佃  康平429分15秒94
花崎 悠紀429分25秒48
田澤  廉327分39秒21
山野  力328分32秒71
鈴木 芽吹227分41秒68
唐澤 拓海228分02秒52
白鳥 哲汰228分14秒86
青柿  響228分20秒42
花尾 恭輔228分28秒82
赤津 勇進228分30秒64

田澤・鈴木芽吹・唐澤の三本柱が強力です。特に田澤・鈴木芽吹の10000mベストは日本学生記録にほぼ肉薄しています。

更にその他にも2年生が28分台前半で並んでいます。この記録だけ見れば間違いなく歴代最強のチームでしょう。

田澤の地力と意識の高さが、ここまで周りを引っ張り上げているという印象です。特に鈴木芽吹は大きな恩恵を受けているでしょう。

普通に考えれば、少なくともこの出雲と全日本に関しては駒澤大が大本命です。夏合宿を無難に過ごして故障者が出てこなければ全くスキがない状態と言えるかと思います。

青山学院大

選手名学年10000mベスト
湯原 慶吾428分44秒99
飯田 貴之428分49秒45
近藤幸太郎328分10秒50
西久保 遼328分21秒39
宮坂 大器329分10秒82
横田 俊吾329分03秒99
佐藤 一世228分50秒56
山内 健登230分34秒03
鶴川 正也1
若林 宏樹1

10000mの記録だけ見ると駒澤大からはかなり落ちますね。。本来最も期待される岸本と昨年箱根で2区を走った中村唯翔の両3年生が故障からまだ復帰できてないようです。うーん。

しかしそれでもこれだけのメンバーを並べることができます。駒澤大は2年生が黄金世代なら、青山学院大は3年生が黄金世代でしょうか。あと岸本と中村唯翔が揃えば。。

更に1年生も黄金世代になる予感があります。特に鶴川・若林は5000mまでなら既に大学長距離界の中でもトップクラスです。距離が短い出雲ではこの二人は出走してくる可能性が高そうです。

あと、上記メンバーには含めていませんが、3000m障害で順天堂大三浦の影に隠れながら日本人学生歴代4位の記録を出した小原響もいます。こちらももしかしたら、、と期待されます。

有力2校の予想オーダー

独断と偏見で有力校のオーダーを予想してみました。

駒澤大

区間選手名
1区(8.0km)唐澤 拓海
2区(5.8km)白鳥 哲汰
3区(8.5km)鈴木 芽吹
4区(6.2km)青柿  響
5区(6.4km)花尾 恭輔
6区(10.2km)田澤  廉

やはり1・3・6区のエース区間を三本柱に任せるでしょう。特にアンカーは田澤で決まりかと。

第2エースと言うべき鈴木芽吹はやはり3区となりそう。となると唐澤は1区か。ちょっともったいない気もしますが。

残りの区間は誰がどこに配置されてもおかしくなさそう。。とはいえ2年生から選ばれそうではありますが。

青山学院大

区間選手名
1区(8.0km)鶴川 正也
2区(5.8km)若林 宏樹
3区(8.5km)近藤幸太郎
4区(6.2km)山内 健登
5区(6.4km)宮坂 大器
6区(10.2km)佐藤 一世

1・2区に1年生を並べてみました。鶴川は高校時代1区で十分な実績がありますし、2区の5.8kmなら若林も区間賞候補でしょう。

3区は今や青山学院大のエースといってよい近藤。ここは間違いないでしょう。アンカー6区は昨年1年生ながら全日本・箱根で実績を残し、ロードには無類の強さを誇る佐藤一世。

4区・5区は青学大としてはスピードタイプの山内と宮坂が合いそうです。こう並べてみると結構、駒澤大とも張り合えそうな気もします。

レース展望

上記では駒澤大と青山学院大の2校を取り上げましたが、他にも早稲田大や爆走留学生ヴィンセントを擁する東京国際大、三浦以外にも戦力が樹実してきている順天堂大、なんのかんの言っても上位争いに加わってくる東洋大など、どの大学を見ても優勝争いに加わってきてもおかしくありません。

しかし故障者続出とか当日のポカがなければやはり上記2校が有力でしょう。

例年1区は混戦状態です。今年も同様かと思います。2区から主導権争いが始まり3区で優勝争いをする大学が見えてくるでしょう。

青山学院大は先の予想どおりであれば1区・2区が期待できます。1年生である分、リスクもありますが勢いのある分、夢も広がります。

3区・6区においては駒澤大が明らかに優位と言える分、青山学院大としては残りの区間で差をつけたいところです。

アンカーに渡った時点で青山学院大としては30秒はリードがほしいところです。うーん、そう考えるとやはりちょっと厳しいかな。。

箱根駅伝
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