ナイキの厚底シューズの対抗馬はもう無いのか?ロンドンマラソン2019でも上位を独占

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現世界最高記録保持者のキプチョゲと、トラック競技から転身したファラーの激突で注目されたロンドンマラソン2019ですが、結果はキプチョゲの圧勝で終わりました。
優勝タイムは、2時間2分37秒。
世界歴代2位の記録です。もちろん歴代1位は同じキプチョゲの2時間1分39秒。

どこまで強いんですかね。。
ああ、世界は遠くなりにけり。

そのキプチョゲの履いていたシューズは、やはり噂のナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%だったようです。
世界のマラソン界を席巻しているナイキ ヴェイパーフライ 4%の次期モデルです。

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ヴェイパーフライはどこまでトップ選手に支持されているのか?

最近のヴェイパーフライの快進撃はすごいです。
世界のトップ選手がこぞって履いている状態です。

前述のキプチョゲはもちろん、今回のロンドンマラソンの男子上位3人はヴェイパーフライ ネクスト%だったようです。
またヴェイパーフライ 4%も含めるとナイキの使用率は圧倒的だったようで。

そんな中でも、日本国内はこれまでトップ選手はほとんどアシックス支持が圧倒的だったのですが。。
ここでもナイキ旋風が吹き荒れているようです。
マラソンの現日本記録保持者の大迫選手、前日本記録保持者の設楽悠太選手もヴェイパーフライです。
大学では東洋大がナイキと契約しているのか、大半の選手がヴェイパーフライを履いています。
また、青山学院大はアディダスのはずですが、エース格にのし上がった吉田圭太選手はヴェイパーフライを履いていますね。

もはや完全にナイキ一色の世界になりつつあります。
ちょっと前は、アシックスに比べるとナイキなんておもちゃのように見えたのですが。

なぜヴェイパーフライは支持されているのか?

そんなヴェイパーフライ。なぜそこまで支持されているのでしょうか?

ちょっと履いてみたことはあるのですが、着地して踏み込むと「カクン」と勝手に前足部に重心が移動し、後足部が浮き上がる印象です。
ソールの前部が浮き上がっている形状になっているのと、ミッドソールに内蔵されているプレートの影響でしょうか。
いずれにせよ、かなり画期的な印象でした。

本気で走ったわけではないので、一般の市民ランナーレベルがこれを履いてどこまで効果があるのかは疑わしいですが、トップレベルの選手のようにフォアフット気味に着地する場合は、ハッキリとした効果があるのではないでしょうか。
そうでないと、ここまでトップ選手がこぞって履いたりしないですよね。

プレートの機能が「バネ」と同様に捉えられて、ドーピングと同じ扱いで考える人もいるようですが、どうなんでしょう?
人力以外の力が働いているわけではないですが。。
ただ、自転車だって人力だけで走っているとも言えます。自転車で走れば、一般人でもトップレベルの選手と同等以上のスピードで楽々と走れますよね。

とはいえ、いまのところはなんの問題にもなっていないようです。

ヴェイパーフライの対抗馬は出てこないのか?

では、他のシューズメーカーはこの状況を指をくわえて黙ってみているのでしょうか?

まずアシックスが「METARIDE」というヴェイパーフライ同様の(?)厚底シューズを発売しました。
ただこれは重さが300g以上あり、レース用というより練習・ジョギング用のようです。

やはりアシックスは、長年の伝統の薄底のレースシューズを今後も継続していくでしょう。
アシックスはそうでなくっちゃ。
対抗馬がいないと面白くないですしね。

他のメーカーもレース用として厚底シューズに手を出しているのは、あまり見当たらないようです。
特許など権利関係の問題があるのか、技術的な問題があるのか、はてまた戦略的な問題なのか。

よーく考えてみると、ヴェイパーフライのプレートや形状など、そんなに特別なものではないですよね。
昔からある発想のような。。
ホントになんで、他のメーカーは追随しないんでしょう。。

やはりこのままナイキ一強になってしまうのは、つまらないですよね。
他のメーカーも同じ路線を追求してみるなり、全く別発想のシューズを投入するなり、新しい動きを見せてほしいものです。

個人的にはやはり日本のメーカーに期待します。
特にアシックス。
2018年12月期が大幅赤字になったということで、経営不振が報道されていますが、やはりランニングシューズという大黒柱で復活を果たしてほしいものです。

世界の潮流は、薄底派のアシックスとは逆の厚底シューズへの流れが加速していますが、少なくとも日本国内ではまだまだ薄底支持派が多数のはず。
ソーティがデビューしたときのような、また新たな画期的なシューズを、ナイキとは違う路線で見せてほしいですね。

アディダス、ミズノ、ニューバランスなどなど。他のシューズメーカーも黙ってはいないはず。
今回のナイキショック(?)は、ランニングシューズ界における生き残りをかけた一大決戦が起きているのかもしれません。
5年後、10年後は多くのシューズメーカーが消えてしまっている。。のかもしれません。

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