名作ランニングシューズの想い出

これまでの35年余りの走歴の中で、数多くのランニングシューズを履いてきました。

その中で、その後「名作」と呼ばれることになるシューズにも出会いました。

今回は、そんな名作シューズについての想い出を語ってみたいと思います。

多くの方にとっては、博物館のような過去の時代の話になるとは思いますが、お付き合いいただければと思います。

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初代スカイセンサー

出典:株式会社アシックスヒストリー

このシューズがデビューしたのは、1981年です。私が中学生のときになります。

当時、アシックスは「バイオメカニクス」という言葉を使って、自社の研究開発の優位性をアピールしていたのを覚えています。

実際のところ、国内のランニングシューズ市場ではアシックスが独走状態でした。

海外市場は、ナイキ・アディダスといったところが大半を占めていましたが、国内においては全く状況が異なり、アシックスの一強体制。

当時国内ではまだ市民ランナーはわずかばかりで、ランニングシューズの市場は、ほぼ競技者で成り立っていました。

ナイキ・アディダスという大手も、競技者に限られた小さな日本のランニングシューズ市場には力を入れる気にはならず、もっぱらそのブランド性を生かしてアパレス系の商品や、他のメジャーなスポーツ用品に注力していたのでしょう。

そんな状況の中、スカイセンサーはデビューしました。

今から見るとジョギングシューズに分類される形状です。

実際、ジョギングシューズとして売り出されたのではないでしょうか。記憶が定かではないですが。

しかしその当時としては相当な軽量ということで、競技用にも結構使われていました。

これも正確な数字は分かりませんが、ジョギングシューズは300g(以上?)が当たり前の時代に、200gそこそこ程度だったと思います。

デザインも斬新で、憧れの目で見ていたのを覚えています。

金額的に全く手が届かないといったものではありませんでしたが、当時の運動部の先輩後輩の上下関係は厳しく、そんな最新のシューズを下級生が履けるものではありませんでした。

履こうものなら、どんなことになっていたか。。うー、こわ。

このスカイセンサーを履いていたのは、県内・市内トップレベルの先輩だけでしたね。

私はこの初代スカイセンサーが廃盤に近くなったころに手に入れました。

感慨深いものがありましたね。

しかしこの初代スカイセンサー、軽量化に注力しすぎたためなのか(どうか分かりませんが)、アウターソールの耐久性が壊滅的でした。

スポンジ系の素材だったような気がするのですが、すぐに摩耗してミッドソールが見えてくるような状態でした。

まだまだ素材や製法など、いろいろな意味で過渡期の時代でした。

初代ソーティ

出典:株式会社アシックスヒストリー

スカイセンサーがデビューしたすぐ後ぐらいにデビューしたのが、この初代ソーティです。

まさしく一世を風靡したシューズでした。

この当時の競技者は、ほとんどこのソーティを履いたことがあるのではないでしょうか。

当時の高校駅伝の写真などを見ると、上の写真の青×白ラインか、赤×黄色ラインのソーティで埋め尽くされています。

このソーティもスカイセンサーと同様に、軽量化が一番のPRポイントだったように思います。

何グラムだったかな??

確か、170gとかだったような。(記憶が曖昧です)

まだ当時はゴム製(?)のソールが多く、あの瀬古選手もモスクワオリンピック(参加できませんでしたが)前後の頃は、そのようなソールのシューズを履いていました。

そんな時代に、軽量化に大きく貢献するEVA製のミッドソールをソーティは採用していました。

アシックスがEVAの採用第一号だったかどうかは知りませんが、商業的に大きく成功したのが初めてだったのは間違いないです。

すぐに軽量化戦争は業界をあげてのものになり、ソーティもその中で埋もれていくのですが。。

現代から見ると、ミッドソールはかなり薄かったですね。

当時は競技者用は、こんなものといった感覚でしたが。

デザイン的には、ほんとうに完成度の高いものでした。

今、復刻版を出しても、相当売れると思うのですが。

ちなみにこの初代ソーティも、私は廃盤寸前の頃に手に入れました。

かなり長い間、ボロボロになっても捨てずに使ってました。

あまり長い期間使っていたためか、シューズそのものの印象があまり残ってません。

買ったのは現役バリバリの頃でしたので、競技用として活躍したのですが。

個人的にはシューズの重さはあまり気にならないので、それほど印象に残ってないのかもしれません。

それより、「あのソーティを自分のものにできた!」という高揚した気分の方が印象に残っています。

ターサー ジャパン

出典:http://www.asics.com/

最後は、かの有名なターサージャパンです。

ずいぶん長いこと売られていますよね。

モデルチェンジされてるのでしょうか?

他に比べてリピート率がかなり高いシューズなのではないかと思います。

また玄人受けがよいということも。

私は一度だけ購入しました。

ターサージャパンともなると、その辺の大手スポーツ用品店では売ってないですね。

都会(?)に出て、競技者向けの品揃えのよい専門店で買いました。

一番の印象は、履き始めから足に馴染むといった点でしょうか。

これはアッパーの素材の問題かな?

とにかく何が効果を果たしているのか分かりませんが、履き心地がすごく良い印象があります。

残念ながらこのターサージャパンを履いたころは、既に現役ではなくのんびりと走る市民ランナーだったので、ハイレベルな機能については全く使いこなしていません。

もったいないですね。

あともう一つポイントなのは、足型です。

踵部がすごく広いです。

私は踵が細い方なのか、踵が広いアシックスの足型が合いません。といっても、気づいたのは結構最近なのですが。

特にこのターサージャパンは、アシックスのシューズの中でも特別(?)、踵部が広いです。

まあ履いてみると、見た目の印象ほどひどくはないのは不思議でしたが。

そんなこともあって、私はリピーターにはなりませんでした。

 

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