どんな教材?
オンライン英会話スクールの老舗、レアジョブが提供しているオリジナルニュース音声教材です。
基本的には会員がレッスンの題材として利用するためのもののようですが、会員でなくても利用できます。
レアジョブ以外のオンライン英会話スクールでも、同様のニュース教材を公開提供しているところはありますね。
しかしさすがに業界トップ(?)のレアジョブですので、教材の内容、サイトの利便性共に最高のものとなっています。
よい点
ニュース内容・レベル・文章量が初級者の毎日の学習に最適
レッスン用の教材ですので、それほど難しい内容ではないです。
内容的には、文化的なものやテクノロジー系とか様々ですが、まあ一般的なものです。当たり前ですが専門的なものではないです。誰でも興味を引かれて意見を言いやすいようなものが選ばれています。
文章量もそこそこで、読み上げ時間も2分程度のものです。
このぐらいなら、毎日無理なく学習できますね。
毎日更新される
毎日、きっちりニュース記事(教材)が一つずつ追加されていきます。
学習のペースメーカーとして、毎日教材が更新されるというのは非常にありがたいです。
最初から大量の教材をドン!と出されて、あとは学習者任せとなると、なかなか継続しにくいものですが、少しずつ教材が提供されるとそれをペースメーカーとして続きやすいものです。
レアジョブの講師がニュースを読み上げてくれる
この教材は、テキスト+音声のミックス教材です。
その音声部分は、レアジョブの講師が読み上げて録音されています。
基本的にきれいな発音ですが、アメリカ人のように完全ネイティブで流暢すぎるというわけではないので、逆に初級者にとっては聴き取りやすいです。
これが個人的には結構ありがたいです。
日本語は無し
テキスト・音声部分共に日本語の部分はありません。
これも逆に学習にとってはプラスですね。安易に日本語に頼ることが無くなります。
教材として、重要語の解説や、ディスカッションのポイントなどもありますが、その部分も英語オンリーです。
慣れればこの方が望ましく思えてくるはずです。
サイトはスマホにも対応
今時当たり前かもしれませんが、サイト画面はスマホにも対応しています。
スマホで音声を聴きながらテキストを同時に確認。ということも難なくできます。
音声は再生速度の変更にも対応
音声の再生速度は、0.5x~2xの間で自由に設定できます。
通常のスピードで速すぎるという場合は、再生速度を遅くしてみるということが簡単にできます。
悪い点
ニュース記事に日本向けのものがあれば。。
正直、悪い点など無いといってもよいものですが、あえて言えば日本向けのニュースがあれば、もっと親しみやすいという点はあるかと思います。
やはり聞いたことのないニュースは新たな発見があるというメリットはありますが、とっつきにくいということにもつながりますね。
日本のニュースであれば最初から予備知識があるので、理解しやすい。。という面はあると思います。
楽しさ
ニュース記事は必ずしも興味をひくものばかりではないですが、それなりによく考えて選ばれています。
毎日聴いていれば、結構な確率で面白いと思うニュースに出会えると思います。
英語基礎力向上効果
リスニング
初級者にとっては、前述の通り聴き取りやすい発音・スピードで話してくれるのでリスニング強化にはちょうどよいです。
上級者にはちょっと物足りないかな。
スピーキング
聴いて読むだけではスピーキング力向上にはつながりませんが、レアジョブのレッスン題材に使えば、ちょうどよいディスカッションが行えるようになっています。
リーディング
毎日記事を読み込めば、結構、多読につながります。リーディング力向上にもよい影響が出そうです。
ライティング
読み込むにつれて語彙も増えていくでしょう。それがライティングにもつながると思います。
英会話力向上効果
やはりこの教材を使って実際のレッスンにつなげるのが一番ですね。
オンライン英会話は、少なくとも初級者にとっては英会話力向上に絶大な効果があると思います。
TOEIC得点向上効果
うーん、これはちょっと狙いが違いますね。
まあ良い影響はあるでしょうが、ニュースの読み上げもTOEICのようなスピードではないですし、ニュース内容もビジネス関係ではないので、直接的なつながりは薄いです。
コストパフォーマンス
何しろ教材を使うだけなら無料です。
コストパフォーマンスとしては言うことはないですね。
個人的な感想
スマホさえあればお気軽にいつでも学習できます。
音声を聴けるところでは聴いて、ダメなところではテキストを読む。というのも自由です。
最初はリスニングだけして、後でテキストを見て聞き取れているか答え合わせをすることも容易です。
しかもニュース内容的にも洗練されたものです。
これが会員でなくても自由に使えるというのは実にありがたいことです。
使わない手はないですね。
利用は以下のサイトから。

コメント