ランニングフォームって、人さまざまです。
競技者ではなく市民ランナーならなおさらのこと。
でも、ランニングフォームって意識してます?
意外とあまり考えたことがない人が多いのでは。
自分では自分のランニング姿って見れませんからね。
目指すべきランニングフォームも、目的によって結構違ってきますが、ここでは「きれいな」ランニングフォームで走るために考えておくべきポイントを挙げてみたいと思います。
きれいなランニングフォームとは?
きれいなランニングフォームと、長距離を効率的に走るランニングフォームとでは違いがあります。
きれいなランニングフォームとは、基本的にはスピードの出る走り方ですね。
これに対して効率的に走るランニングフォームとは、極論するとペタペタと足が地を這うような上下動の少ない走り方で、スピードの出るものではないですね。
長い距離のレースでは後者が望ましいですが、普段の練習では前者を目指した方がよいかと思います。
その方がずっと気分がいいですからね。
足は真っ直ぐ出す
まず最も基本的なことです。
足は真っ直ぐ出てますでしょうか?
これは走りながら下を向いて自分の足を見てみれば分かります。
足先が外に向いていたり、逆に内に向きすぎてないですか?
あのキムタクとか、典型的な足先が広がった走り方をしてますよね。
結構、カッコワルイ。。
映画やドラマで走る姿って結構あるのに。
誰か指摘して直してあげる人はいないのでしょうか。
やはりキムタク様には誰も指摘はできないのでしょうか?
競技者でもたまにそのような走り方の人もいますが、やはり足は真っ直ぐ出すのが基本ですね。
腰高
ランニングフォームをほめる場合、「腰高」という言葉は頻繁に出てきます。
腰の位置が高いということは、宙に浮いている時間が長いことにつながり、これはストライドが広いことにつながります。
つまり、早く走れるってことですね。
でも実際には難しいポイントです。
そもそも腰の位置が高いことは、きれいなランニングフォームで走った「結果」であって、最初に意識するポイントではありません。
着地点は身体の真下
そこで腰高なフォームになるためのポイントです。
足の着地点はどのあたりになってますか?
スピードの出る走り方をした場合、着地点は身体の真下のあたりにきます。
それがかなり身体より前の方で着地してないでしょうか?
これは腰の位置が落ちた、ウォーキングに近い走り方になってます。
真下に着地したらストライドが短くなるじゃん!って思うかもしれませんが、スピードを出して走っていれば、前に振り出した足が後ろに戻ってくる途中で着地するので、これでいいのです。
そこまでいかなくても、できるだけ身体の真下に近い位置で着地することを意識してみてください。
その際に脚が伸び切った形を目指すのもポイントです。
極度に踵から着地しない
次に足のどの位置から着地してますでしょうか?
最近よく聞く、フォアフット・ミッドフット・ヒールストライクといったヤツですね。
一番かっこいいのは、フォアフット着地でしょうが、さすがにそのような走り方で長い距離を走れるのはごく一部の人たちだけです。
実際には踵から着地する人がほとんどだと思いますが、極度に踵側から着地するのはカッコワルイです。
ブレーキもかかるので効率的でもないですし、スピードが出る走り方でもないですね。
そのような着地になっていたら、意識としては多少でも着地を前に持っていくことを目指しましょう。
胸は張る
走る場合に限らず猫背はカッコワルイですよね。
身体がぶれないためにも、胸は張っておきましょう。
競技者の走り方を見ると、その点はすごく違います。
一度テレビででもじっくりと眺めてみてください。
まとめ
いろいろ書きましたが、実際のところ外から自分の走り方を見てみないと、なかなか分からないものですよね。
最近はスマホで簡単に録画ができますので、できれば一度誰かに撮影してもらうのがよいかと思います。
えっ!自分ってこんな格好で走っていたの?
ってことになるかもしれませんよ。
コメント