ランニングシューズって昔と今で違うの?
モノって、この数十年で大きく様変わりしています。
電話なんて、30年前に今のような姿になるとはどれほどの人が思っていたでしょうか?
サザエさんの家では、今でも黒電話ですが(笑)
スポーツ用品の世界では、そこまでの変革はないようですが、それでも素材・製法等々大きく変わって来ていますよね。
ここでは、ランニングシューズがこの30~40年でどれほど変わったのか・変わってないのか振り返ってみたいと思います。
1980年代のランニングシューズってどんなものだった?
私がランニングを始めたのは、中学生の時に陸上部(長距離)に入ったときです。
1980年代初頭の頃です。
アシックスが、バイオメカニクスという言葉を用いて、ランニングシューズの世界に本格的な科学的アプローチをかけていました。
当時、日本国内のランニングシューズのブランドシェアは、ほとんどアシックス一択でした。
スカイセンサー、ソーティという今に続く名品が現れた頃です。(スカイセンサーって今も現役?)
対して、他のブランドはナイキやアディダスといったところは、海外では主役でしたが、国内では競技の世界ではほぼ見かけることはありませんでした。
また現在と比べると、ブランド内の商品構成も非常に限られていたため、どこを見ても同じシューズが使われているといった状況でした。
特に初代ソーティが出た頃は、中高生の競技者はほぼソーティ一択だったように思います。
競技以外の市民ランナーというのは、ほとんど見かけませんでしたね。。
その中で、ソーティは現在と比べるとアウターソールがかなり薄かったということはありますが、機能的には既に現在の製品と比べて大きく劣るということは無かったと思います。
もし初代のままで再発売されたら、ぜひとも買ってみたいですね。
昔と比べて良くなったところ
とはいえ、それではこの30~40年、ランニングシューズは全く進歩してないのでしょうか?
昔と比べて明らかに大きく変わったのは、ソールの厚いジョギングシューズでしょうか。
そのようなタイプのシューズは、昔はかなり適当な作りだった気がします。そもそもそのようなシューズはスピードの遅い市民ランナーが主要顧客ですが、昔はその市場がほとんどなかったので当たり前か。。
今ではそこに大きな市場が広がっているので、メーカーが力を入れるのも当然です。
また商品構成も豊富になったので、レベルや足の形状などに合わせて選択肢が広がったというのは大きいですね。
ただ、機能面については、80年代初頭にほぼアイデアは出尽くした感はあります。
この30~40年はそのアイデアを熟成させていった期間ということでしょうか。
復刻版希望!
では、デザインという面ではどうでしょう?
あまり大きな変化はしてないという印象です。
ソールがセパレートタイプのものが出てきたというのが、一番大きな変革でしょうか?
おっと、これはデザインのためというより、機能面での変革ですね。
しかし、おじさんとしては、昔のデザインを懐古してしまいます。
ランニングシューズだけなく、クルマでもバイクでも同じなんですがね。
クルマの世界では結構、昔のデザインの復刻版ってありますよね。
ビートルとかミニとか。
ソーティも復刻版を出してくれないかな。
初代の青×白や、赤×黄色が懐かしい。。
アシックスさん、お願いします!
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